運営

福祉事業 : すべての人が安心できる福祉サービスを提供し続けるために

少子高齢化が進む今日、福祉サービスに対する社会的な認知は大きく変化しています。特に介護保険制度の成立以降、年金や社会保険、医療などと同じように、「私たちの生活になくてはならないもの」として認知されるようになりました。認知の高まりは需要の広がりとなり、福祉サービスを提供する組織は急速に増加しています。「成長産業」であるがゆえに、利潤を目的とした事業者の介入も見られますが、そのなかでも質の高いサービスを提供している組織の共通点として、利益重視ではなく「人間重視」の経営をしていることが考えられます。人間重視の福祉業界において、人材の確保と育成は重要な課題となっています。幸い、政治の世界でも福祉に対する認識が高まり、人材確保や育成に関する予算が確保されるようになり、充実した職場環境の提供に向けて尽力しているところです。福祉の仕事は、対象が「人」だからこそ、働く人にとってより高い自己実現、より高い達成感が得られるのだと思います。福祉を「滅私奉公」として捉える方もいるかもしれません。「人」をケアする仕事ではありますが、相手のために働くことで自分自身が高められ、成長していくことが実感できる仕事でもあります。今後、日本社会における福祉の制度や資格はさらに充実していくことでしょう。私たちは、過去の価値観で将来を限定してしまうことなく、新しい可能性にチャレンジできるよう意識し、福祉業界のさらなる発展に貢献すると同時に、豊かな社会づくりに関わる存在でありたいと考えます。